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商品開発ストーリー Product development story

ウォシュレット開発に携わる人達

世界一の商品を開発するために、個を磨き、力を結集する

 30年間も世界のトップ商品であるウォシュレットを生み出し続ける開発者たちも、インタビューにおいては普通の人である。しかし、「輝けるウォシュレットの歴史に新しい1ページを加えよう」という目標の下にその力を結集させるとき、そこに世界一の開発力が生まれるのである。ならばチーム作りや社員教育システムに世界一の開発力の秘訣があるのだろうか?実際には、地道な社内講習会や先輩からのサポート、そしてバランスの良いプロジェクトチーム編成という日本の製造業者として至極まっとうな基本的な姿であった。

開発部 複合商品開発グループ グループリーダー 合田 智一

開発部 複合商品開発グループ
グループリーダー

合田 智一

 商品開発の本格的なスタートはチーム作りから始まると言えます。まずテーマリーダーと呼ばれる統括責任者が置かれ、その下でチームが組織されていきます。ウォシュレットの開発には水や風や熱などに関係する技術がたくさん使われますので、それぞれの技術を受け持つチームから、バランスよく人材を選出します。今回の商品開発において、私は製品開発のリーダーという立場だったのですが、技術の部分だけでなく、組織のメンバー間あるいは販売部門や広報部門など外部とのコミュニケーション部分の調整役として立ち回ることが多かったです。関係者の力がうまくまとまらないと良い仕事はできませんから。結果として新規性の高いフルモデルチェンジも成功させることができました。
研究部 材料研究グループ 濱北 明希

研究部 材料研究グループ

濱北 明希

 各職場でのOJT(※職場内実務訓練)があって、そこで教えてもらうことが社員教育の基本だと思いますが、他にもTOTOグループ全体の社員を対象としたセミナーも開かれています。グループ内外の講師の方の講義を受けることができるのですが、様々な内容の講義が用意されていて自分で選んで登録し、受講します。入社当初の1ヶ月間くらいは1週間に2度ぐらいのペースで受けて基礎を学んでいました。
研究部 要素研究グループ 橋詰 賢二

研究部 要素研究グループ

橋詰 賢二

 TOTO本社には「エルダー制度」という制度がありまして、新入社員1人に対して入社5年目程度までの先輩が一人ついて、仕事に関する相談のみならず、職場環境すべてに関する相談相手になってあげるというものです。当社ではこれは制度化されているわけではありませんが、良いTOTO企業内文化として役立てています。私もそれで随分助けられ、成長させてもらえたと思っています。
開発部 シート商品開発グループ 末次 智明

開発部 シート商品開発グループ

末次 智明

 私は10名程度のメンバーを抱えるチームのリーダーをやっています。どちらかと言うと私はグループ内においては若い方の社員になります。最初に「チームリーダーをやってみないか」と言われたときは驚きましたよ。謙遜では無くて本当に・・・。「若輩者の私にリーダーさせるなんて、大丈夫なのか、猫の手でも借りたいということなのか」と・・・。ですが前職では金型設計を担当していた経験を開発に活かすことで私の存在意義を出そうと前向きに考えることにしました。スムーズに量産化できる設計もよい計画のひとつですから。